アマゾンでゲームオブスローンズを見たの
自分でも書いてみたいと思いつつまあ好きだから見るわけなんだけど。原作小説最初のほうだけ読んでて。剣と魔法というよりは、スリル&サスペンスの風味とドロドロの人間関係が面白いなあと思いつつ長いので途中になってた。
読んだとこまでの原作ではドラゴンが卵から孵るシーンはなかなか圧巻で、そこを楽しみに見たんだけどちょっと映像がチープな気がしたな〜。精霊の守り人よりは全然いいけども。いや、精霊の守人ちょっと辛いんでワタシは。
ワタシが好きなのは権謀術なんで、戦闘シーン、それもゾンビ(ていうか死人?吸血鬼?とにかくアンデッドなひとたち)のとこはちょっと飛ばしちゃったりした。ごめん。
そしておっかない敵の王妃が出てくるんだけど、後からもっとヒドいひとたちがわんさか出てきてもうその王妃が可愛く見えてしまうぐらいなんだけど、ワタシの好みとしてね、いちばんおぞましく感じるのが狂信者。その狂信者を束ねる宗教家。
権力を手に入れるために肉親を殺すひとよりもそっちのほうに怒りを感じるんだけどなんでなんだろう? 性格かもだけど。
その敵の王妃と対立してて王妃はかなり追い詰められるんだけど、最後にある手段でひっくり返す。そこはちょっとスカッとした。主人公目線で言えばその王妃もほんっとうに殺しても殺したりないぐらいのとんでもない悪人なんだけど。
国家に宗教が入り込み権力を持つ、その意味とか経緯とかもっと考えてみたくなり。
この作品は薔薇戦争を元ネタにしてるんだけど、ローマがキリスト教を入れた時の状況とかちょっと読まなきゃなあと思った。習った気もするけど。
ウィキペディアのこの作品のとこには登場人物と薔薇戦争の当事者を引き当ててる記述があって、ついそこを読みこんじゃうわけだけど、同じ名前つけすぎ。イギリス人。
わけわかんない。
で、かなり夢に見そうなぐらい残虐で、そしてちょっとエロいです(笑
この作品のテーマ、ワタシは、大局を見るとき、賭けに勝つにはやっぱり真面目で誠実なだけではダメなんだなあと受け取りました。善人は本当にひどい目に遭うよ。
主人公に降りかかる災難の原因が中盤でわかってくるんだけどよくできたプロットだと思う。
ただ韓流に慣れた身としてはちょっと展開がかったるいかなと思う部分もあり。
もっとも長い原作のある作品とドラマオリジナルで各回最後に強い引きを入れるよう作られている作品とは手法が違って当たり前だけどね。
というわけでこと前のスペシャルはイマイチだった相棒が始まる時間だ〜。