近代化と逆賊

 
飛び飛びで見てて最終回。割とあっさりした印象。ちょっと期待したんだけど特に新機軸な演出はなかったように感じた。
 
この頃見ていないけれど韓流史劇かぶれなのでついココロの中で比べてしまったり(笑 韓流史劇もまあほとんど全部権力闘争の話でそこにロマンス強めがふりかけられていたりするわけだけれど、日本の大河ってちょっとそういうアホでも入れ込む要素が少なくてそこが物足りないというか(笑 
 
いやでも西郷と大久保の最後はやっぱ切ないですけども。西南戦争とかもちろんガッコで習ったけれどもこういう流れだったのね〜という不勉強ぶり。まあでも解釈がいろいろあって正確にはどうなのか知りたいんだけどどこから調べればいいのかわからない!そもそも西郷家は逆賊なのになぜ一族郎等処刑されなかったのか。西郷の死後の人気があまりにも大きかったから? そんなの中世のハナシじゃないから? 日本だから? 
 
韓流から見ると権力闘争に明け暮れて国力がだだ下がり、そこへ急速に近代化した日本がやってきて征服されてしまうというとこに興味があって。まさにこの明治維新が急速な近代化ってことなんだと思うけど、地政、それぞれの国民性、傑物、いろいろな視点から深めていけたら面白い。
 
瑛太は以前小松帯刀やった印象が当初強くて、えんけん氏の勝海舟はちょっとイメージじゃなかった。最後の将軍は良かった。
 
続けてゴジラの蒲田くん見てなんか意識が遠のいたわ(笑

アレからゲースロ見直せず モーツァルトインジャングル4見ちゃった

韓流も見てるけど( ̄▽ ̄)

さて、Amazonプライムモーツァルトインジャングルは原作も図書館で読んでみたぐらいに好きな作品なんだけど(原作は元ネタ程度で全く違うハナシです)、シーズン4はなんと日本でロケしてる!

びっくりしましたが作品の出来としては、、、。

東京のいろんな部分がエキゾチックに切り取られて、そういうの見せたいっていうのはわかるんだけどなんか音楽からブレててちょっとイマイチ。てかたるい。いや、主人公のトラウマとかこだわりを表現するのはもちろんいいんだけどそこに日本趣味をぶつけなくてもいいんじゃね?的な。ただ、改めて画面を通して見ると東京の街並みとNYの街並みの差がよくわかってそこは個人的にはよかった。まあ見慣れた東京の風景を一歩引いた感覚で見れたっていうか。そしてスポンサーに名乗りを上げた日本のソフト会社の作った指揮者ロボットが超絶ダサかった。

テスーザに酷い目に遭わされるとこはお約束で笑ったけど。

この作りだともうシリーズ終了? 

って雰囲気感じたんだけど、これがまた続くなら新機軸期待できるの。鴨。

あれからゲースロ見終わって7は甘損にないからよそのブログで内容みちゃってさらにディックの電脳夢もみちゃって今日は韓流についてw

というわけで、pcで書こうと思ったら書けません泪

テレ東の六龍が飛ぶの今日のエピソードがよかったのでメモw

いないと思うけどもしここ見ててこれから見ようという人にはネタバレあります^ ^

 

高麗滅亡寸前、最後の王に仕える女。彼女は高位の儒者との連絡係を務めている。

混乱する高麗末期、策謀が飛び交って誰も信用できないのはわかるけど重要人物との連絡係を1人の人間に任せるなんて危なすぎ王様笑

で、この女が道中襲われ、建国を目指す李成桂側の剣士に救われるんだけど、実は剣の達人というのを隠してる。なかなか美味しい。

そして一方、李成桂側の儒者の野望は王に権限を持たせず官僚支配にすること(それはそれで大いにモンダイあるけども)。しかし李成桂の元、自分が新しい政治を担うつもりでいた李成桂の息子は今まで尊敬してきた儒者に裏切られた思い。

その儒者の評判を落とそうと運動する敵の様子を伺っていると、儒者がとんでもない行動に出て、民衆の熱狂を勝ち取る様を目撃、感銘を受ける。

下々を革命に巻き込むためには熱狂が不可欠で、それをやることができるその儒者は突出したニンゲンなんだけど、、、

果たして突出した才能は危険でもある。というのはアタシの感覚。

アマゾンでゲームオブスローンズを見たの

自分でも書いてみたいと思いつつまあ好きだから見るわけなんだけど。原作小説最初のほうだけ読んでて。剣と魔法というよりは、スリル&サスペンスの風味とドロドロの人間関係が面白いなあと思いつつ長いので途中になってた。

読んだとこまでの原作ではドラゴンが卵から孵るシーンはなかなか圧巻で、そこを楽しみに見たんだけどちょっと映像がチープな気がしたな〜。精霊の守り人よりは全然いいけども。いや、精霊の守人ちょっと辛いんでワタシは。

ワタシが好きなのは権謀術なんで、戦闘シーン、それもゾンビ(ていうか死人?吸血鬼?とにかくアンデッドなひとたち)のとこはちょっと飛ばしちゃったりした。ごめん。

そしておっかない敵の王妃が出てくるんだけど、後からもっとヒドいひとたちがわんさか出てきてもうその王妃が可愛く見えてしまうぐらいなんだけど、ワタシの好みとしてね、いちばんおぞましく感じるのが狂信者。その狂信者を束ねる宗教家。

権力を手に入れるために肉親を殺すひとよりもそっちのほうに怒りを感じるんだけどなんでなんだろう? 性格かもだけど。

その敵の王妃と対立してて王妃はかなり追い詰められるんだけど、最後にある手段でひっくり返す。そこはちょっとスカッとした。主人公目線で言えばその王妃もほんっとうに殺しても殺したりないぐらいのとんでもない悪人なんだけど。

国家に宗教が入り込み権力を持つ、その意味とか経緯とかもっと考えてみたくなり。

この作品は薔薇戦争を元ネタにしてるんだけど、ローマがキリスト教を入れた時の状況とかちょっと読まなきゃなあと思った。習った気もするけど。

ウィキペディアのこの作品のとこには登場人物と薔薇戦争の当事者を引き当ててる記述があって、ついそこを読みこんじゃうわけだけど、同じ名前つけすぎ。イギリス人。

わけわかんない。

で、かなり夢に見そうなぐらい残虐で、そしてちょっとエロいです(笑

この作品のテーマ、ワタシは、大局を見るとき、賭けに勝つにはやっぱり真面目で誠実なだけではダメなんだなあと受け取りました。善人は本当にひどい目に遭うよ。

主人公に降りかかる災難の原因が中盤でわかってくるんだけどよくできたプロットだと思う。

ただ韓流に慣れた身としてはちょっと展開がかったるいかなと思う部分もあり。

もっとも長い原作のある作品とドラマオリジナルで各回最後に強い引きを入れるよう作られている作品とは手法が違って当たり前だけどね。

 

というわけでこと前のスペシャルはイマイチだった相棒が始まる時間だ〜。